バスに乗るとき
日本でも知らない街のバスって乗りにくいですよね。まして海外。英語は苦手。ベトナム語は全然わからない。でも、バスに乗って見ましょう。何かいいことがあるかも。
バスの乗り方でまず知ってほしいことは、
ホーチミン市のバスは、バス停で待っているだけでは止まってくれないということ。
バスに乗るためには、バス停で乗りたいバスが見えたら、運転手さんにわかるように手をあげなくて合図を送らなくてはいけません。
私は斜め上にあげていますが、真横にあげる人もいました。人それぞれです。
バスの料金は?
料金は大人一人5000ドンか6000ドン。安いです。バスに乗ったら、車掌さんがバス代を集めに来ますので、払う用意をしましょう。
この時に10万ドン札を出すのはやめましょう。車掌さんは5000ドン札や2000ドン札、1000ドン札をたくさん持っています。それでお釣りをもらうことになります。私はバスに乗るときは2万ドン札か1万ドン札を用意するようにしています。
あとは目的地で降りれば、無事終了です。
バス路線の営業距離が長い場合は料金も高かったです。
13番(9月23日公園ークチ バスターミナル)は10,000ドンでした。
どこで降りる?どのバスに乗る?
終点が目的地ならいいけど、途中でおりるときは、どこでおりていいかわかりません。
また、どのバスに乗ったらいいのかもわかりません。
そういう時に役に立つのが、BusMap City Bus というスマホ用のアプリです。

このアプリの名前の「BusMap」 の後の「Xe Buyt Thanh Pho」は「市(都市)バス」という意味です。
このアプリはViet Nam National University Ho Chi Minh City のメンバー大学であるUniversity of Science のBusmapチームが作りました。
アプリの言葉はベトナム語と英語です。
これがあると、バスの路線上で自分がどこにいるかわかります。だから、降りたいバス停が近いかどうかがわかります。
また、出発地と目的地を決めてバス路線を探すこともできます。
これがあれば、バスで行きたいところにいけますよ。
アプリの使い方
アプリの使い方はこの記事を見てくださいね。
ホーチミン市のバス停はどこにあるの
バス停はこんな感じです。何の目印もないバス停もあります。でもBusMap City Busがあれば、バス停の位置も確認できます。



バスはバス停で止まらない?
バス停でバスに乗ろうとすると、バスは止まらないうちにドアを開けます。早く乗ってくれという感じです。バスを降りようとすると、バスは止まらないうちにドアを開けます。早く降りてくれという感じです。だからバスに飛び乗り、バスから飛び降りるという感じになります。
どうして止まらないのだろうと思っていました。
バスの運転を見ていて、バスの運転手さんによって程度が違いますが、早く目的地に着くためにがんばって運転していると思いました。バスを目的地に早く着かせることを使命のように感じているのではないかと思いました。
だから、バス停でも止まらないんだ!
バスに乗っていると
バスの運転手さんの近くの席と通路は一段高くなっていて、靴を脱いで座ることになっているようです。(靴を履いたままでいいときもありました。)
その通路に数人の人が座って、初めて会っただろう席の人と話し始めました。フレンドリーです。また、車掌さんが乗客の話し相手をしているように見えるときもありました。
若い人が私によく席をゆずってくれます。席が空いてるのを見つけた人がよく私に知らせてくれます。
お年寄りの方がまだバスを降りていないのに、バスが発車しようとしたとき、近くにいた高校生たちが大きな声で運転手さんに合図を送っているときもありました。
色々関わりがあっていいですね。